7型WVGAモニター搭載「ゴリラ」は地図無償更新対応機もあり

先日、12月発売予定のドライブカメラ付きPND「ゴリラEYE」を紹介したが、同時にドライブカメラ無しの「ゴリラ」も発表。こちらは、一足早く9月20日に発売する予定だ。


新しいゴリラは、CN-GP735VD、CN-GP730D、CN-SP735VL、CN-SP730Lの4モデル。ただしCN-GP735VDとCN-SP735VLは販売ルートがカー用品店(CN-GP735VD)と家電店(CN-SP735VL)で異なるだけで、中身は同じ。CN-GP730DとCN-SP730Lも同様だから、実質的には735系と730系の2モデルといえる。

CN-GP735VD
CN-GP730D
全機種、7型ワイドVGAモニターを搭載した16GB SSD採用のメモリーナビで、ワンセグチューナーとBluetoothを内蔵。さらに735系はFM-VICSチューナーを内蔵し、渋滞情報を取得&表示できる。また、735系のみ道路マップ無料更新に対応。インターネットから更新用データをダウンロードし、SDカード経由でナビ内の道路や案内データを更新することができる。更新データは年6回発行予定で、2017年1月31日まで無償で提供する予定。AVナビでは普通になった無償地図データ更新だが、PNDではガーミンに続いて2社目。しかも、2017年までと、長期にわたって更新データを無償提供してくれるのはありがたい。つまり735系は、ドライブカメラが無い以外は、ドライブカメラ付きのCN-GP737VDと同じだ。

730系も道路マップ無料更新とFM-VICSが無い以外の装備は、同時発表の他モデルと同等。測位はGPSとジャイロに加え、準天頂衛星みちびきを利用して行うので、GPSだけで測位するスマホのナビアプリやPNDより高精度な測位が可能だし、高速処理回路のゴリラエンジンにより、操作レスポンスは快適。Bluetoothはスマートフォンアプリの「おでかけナビサポート ここいこ♪」で探した地点をワイヤレスでナビに転送して、素早く目的地設定&ルート探索ができる。観光ガイドブック「るるぶ」約100冊分の観光スポット情報を始め、検索データ、案内データ、地図データはHDDナビ並みに充実。事故多発地点など。安全支援の情報もありがたい。

すべてオープン価格だが、市場での実売価格は735系が65,000円前後、730系が55,000円前後と想定されている。

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