アルパインの車種別専用ナビ「ビッグX EX」2013年モデル登場

アルパインの車種専用大画面カーナビ「ビッグX EX」および「ビッグX」シリーズから2013年モデルが登場。6月下旬から発売の予定だ。


新しいビッグX EXは車種を大幅に拡大。9型ワイド画面のモデルは従来からのアルファード/ヴェルファイアのほか、プリウス、プリウスα、エスティマ、ステップワゴン、ステップワゴン・スパーダ用をラインアップ。特別仕様車のヴェルファイアGolden EyesやアルファードType GOLD、プリウスMY COODEにもそれぞれ専用モデルを用意するなど、きめ細かい対応がうれしい。またセレナ用とアクア用は8型ワイド画面でラインアップする。対応車種別の型番は以下の通り。

■9型ワイド
・ヴェルファイア(H20/5〜現在)専用
EX009V-VE


・アルファード(H20/5〜現在)専用
EX009V-AL

・ヴェルファイアGolden Eyes(H24/9〜現在)専用
EX009V-VE-GO

・アルファードtype GOLD(H24/9〜現在)専用
EX009V-AL-GO

・ヴェルファイア ハイブリッド(H23/11〜現在)専用
EX009V-VEH

・アルファード ハイブリッド(H23/11〜現在)専用
EX009V-ALH

・プリウスα(H22/5〜現在)専用
EX009V-PRA

・プリウス(H23/12〜現在)専用
EX009V-PR

・プリウスMY COODE(H24/12〜現在)専用
EX009V-PR-GO

・エスティマ/エスティマ・ハイブリッド(H24/5〜現在 後期型)専用
EX009V-ES

・ステップワゴン スパーダ(H24/4〜現在 マイチェン後)
EX009V-STS

・ステップワゴン(H24/4〜現在 マイチェン後)専用
EX009V-ST

■8型ワイド
・セレナ/セレナ・ハイウェイスター(H22/11〜現在)専用
EX008V-SE

・アクア(H23/12〜現在)専用
EX008V-AQ

価格はすべてオープン。実勢価格はヴェルファイア/アルファード専用モデルが218,000円前後、その他の9型モデルが198,000円前後、8型モデルが188,000円と予想される。

新ビッグX EXは、車種ごとにデザインしたパネルに使用頻度の高いキーをデザインして、純正コンソールと一体化した装着を実現。モニター周辺部にホワイトLEDを配置し、純正とは違う存在感も醸し出している。液晶はスーパークリアパネルを採用し、明るく視野角の広い高画質を確保。低反射フィルムを採用することで、風景などの映り込みを低減している。コントラストを車種ごとにチューニングして、映像を最適化しているあたりもきめ細かい。

リア独立DVD再生機能は、別売の後席用フリップダウンモニター=リアビジョンを専用ケーブルで接続した時に実現する機能で、後席だけでDVDビデオを楽しむことができる。音声もリアスピーカーからのみ再生することが可能。運転席では他の音楽メディアを楽しむことができる。もちろん、リアビジョンリンク機能にも対応。別売のプラズマクラスーター搭載リアビジョンなら、ナビの画面からプラズマクラスターの運転切り替えやイルミのカラー選択、ナビの操作などができる。

スマートフォン・リンク機能も採用。キャンバスマップル社が提供する、旅行ガイドブック「まっぷるマガジン 家族でおでかけシリーズ」等のデータを元にしたスマートフォン専用アプリ「家族のお出かけ検索」を開発し、スマホで検索したスポット情報をBluetooth経由でカーナビに転送し、簡単に目的地に設定できる。アプリはiPhone用とAndroid用ともに用意。6月下旬から無料でダウンロードできる予定だ。

オープニング画面や、音響チューニング、バックカメラガイド線、地デジのアンテナ位置、サイズに合った駐車場を探すための車両情報等まで、車種ごとに専用チューニングを施した後、出荷されるのも車種専用設計のビッグX EXの特徴。そのため受注生産になるが、ユーザーは煩わしい初期設定をしなくても、そのクルマに最適な設定でカーナビを使用できるのもうれしい。

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