カナテクスのCAN-BUSインターフェイスが進化

カナテクスからCAN-BUSインターフェイスの新製品、GE-XA02(25,200円)が登場した。
CAN-BUSとは、クルマの電装品やエンジンなどの制御信号をひとまとめに伝送する車内LANのひとつで、ヨーロッパ車などに採用車が多い。車内に張り巡らされているハーネスがシンプルになるのだが、車速信号やパーキング信号、リバース信号など、市販カーAV機器の取付けに必要な信号もひとまとめに伝送されるため、それぞれ単独で接続が必要なカーナビなどのカーAV機器の取付けは、ものすごく面倒になる。それを解決するのがCAN-BUSインターフェイス。CAN-BUS信号を解析し、電源、車速信号などのカーAV機器の接続に必要な信号を取り出すので、配線がものすごく楽になる。

CAN-BUSインターフェイスで輸入車(適合車種)の純正ナビも入れ替え可能
これまでカナテクスでは、GE-XA01というCAN-BUSインターフェイスを発売していたが、新しいGE-XA02は、それをベースに進化したもの。1台でVWやBMW、メルセデスベンツなどの多くの車種に1台で対応できる点や本体サイズはそのままに、アクセサリー電源の容量を従来の1Aから3Aにアップして、車載機器の複数接続に対応したり、ハイスピードCANに対応して適応車種を拡大したりの改良を加えた。

また汎用接続コードを同梱することで、カナテクス製取付けキット以外にも対応できるし、ON/OFF可能なバックカメラホールド機能を搭載し、シフトポジションをリバースから他のポジションに変えても、5秒間はバックカメラ映像のまま保持する。これは、駐車時に切り返しが必要なシーンで、画面がバックカメラとナビに頻繁に切り替わるのを防ぐことができる。

輸入車の純正カーナビを市販ナビに入れ替えるのは無理と思っている人は多いと思うが、CAN-BUS採用車でGE-XA02の適合車種であれば大丈夫。古い純正ナビに不満があるなら、CAN-BUSインターフェイス+取付キットで、最新ナビへの交換が可能だ。適合車種はこちらで確認のこと。

カナテクス 03-5660-1234