イタリアからチェレストラが再上陸

以前、サウンド・アティックスが扱っていたものの、数年前に扱いを止めた以降、しばらくは日本市場から消えていたイタリアのブランド、チェレストラがユナイテッド・サウンドによって、また日本に導入される。



FA275x。FAシリーズは入門用
今回発売されるのは、チェレストラの入門機となるFAシリーズ、中級グレードのRAシリーズ、リファレンス・モデルのVAシリーズの3グレード6モデル。FAシリーズは、75W×2の2ch機・FA275x(78,750円)と75W×4の4ch機・FA475x(97,650円)。RAシリーズが200W×2のRA200220x(177,450円)と75W×4のRA475x(154,350円)。VAシリーズは2モデルとも2chで、50W×2のVA250(225,750円)と100W×2のVA210(396,900円)という構成だ。またクロスオーバー付きのプリアンプ、VA px(155,400円)も発売する。
クロスオーバー内蔵プリアンプのVA pxも発売
FAシリーズは、入門機といいつつもトリプルダーリントン出力を採用するなど、音質を重視。全モデル、1Ω負荷で安定して動作する低インピーダンス対応設計だ。内蔵クロスオーバーはローパス/ハイパスそれぞれ個別に調整可能。カットオフスロープは−18dB/octのベッセル型だ。
RAシリーズの4chモデル、RA475x
VAシリーズは完全ディスクリート構成
RAシリーズは、コストを抑えつつ、VAシリーズと同等のサウンドを狙ったシリーズで、品質面で最高の成果を挙げるために、同社ラボで手作業で製造しているという。VAシリーズは、ホームオーディオや生のコンサートでの音楽経験が豊富な人でも納得できるナチュラルなサウンドを追求したシリーズ。プリアンプには一般的に使われるICを使用せず、完全ディスクリート構成。また独自のゼロフィードバック設計とするなど、音の透明感を追求したパワーアンプだ。
VA210
以前、サウンド・アティックスが輸入していた時は、表現力が高い音にファンも多かったチェレストラ。今度は、メンテナンスも含めて、長く取り扱いを続けてくれることを期待したい。


【主な仕様】
■FA275x
●定格出力:75W×2(4Ω@12V)/150W×2(2Ω@14.4V)/175W×2(1Ω@14.4V)/300W×1(4Ωブリッジ)/350W×1(2Ωブリッジ)●サイズ:幅230×奥行232×高さ61mm
■FA475x
●定格出力:75W×4(4Ω@12V)/150W×4(2Ω@14.4V)/175W×2(1Ω@14.4V)/300W×2(4Ωブリッジ)/350W×2(2Ωブリッジ)●サイズ:幅380×奥行232×高さ61mm
■RA220x
●定格出力:200W×2(4Ω@11.5V)/300W×2(2Ω@12V)/●サイズ:幅325×奥行168×高さ42mm
■RA475x
●定格出力:75W×4(4Ω@11V)/120W×4(2Ω@11.5V)/240W×2(4Ω@11.5V)●サイズ:幅325×奥行168×高さ42mm
■VA250
●定格出力:50W×2(4Ω@10.5V)/100W×2(2Ω@11.5V)/200W×1(4Ω@11.5V)●サイズ:幅237×奥行295×高さ66mm
■VA210
●定格出力:100W×2(4Ω@10.5V)/200W×2(2Ω@10.5V)/400W×2(1Ω@11.5V)/400W×1(4Ω@10.5V)/800W×1(2Ω@11.5V)●サイズ:幅480×奥行295×高さ66mm


ユナイテッド・サウンド 050-3532-9055