いまやデジカメもGPS&Wi-Fi内蔵の時代

デジタルカメラは写真や動画が撮れればいいと思っていたが、パナソニックが本日発売したLUMIX DMC-TZ40が、なんだかすごい。


いや、僕が知らなかっただけで昨年から同様の機能を持つモデルは昨年からDMC-TZ30としてあったんですね。GPS内蔵。

ブラックの他、ホワイトとレッドをラインアップ
旅行に出かける時、GPS機能をオンにしておくだけで、写真に撮影した国、県、州、市区町村等の情報や緯度経度を記録。ランドマーク名まで表示&記録できる。収録しているランドマークの数は国内、海外合わせて約100万件。ランドマークデータはまっぷるマガジンを始めとする昭文社の観光ガイドブックをデータベース化したキャンバスマップル社が提供している。

ディスプレイに地図を表示できる
そのデータは、写真を整理するときに便利。撮影場所別や日付別に自動で分類できるから目的の写真を見つけやすいし、写真を次々と再生することも可能。またインターネットの地図上に写真を表示して楽しむこともできる。またキャンバスマップル社では国内の地図も提供しており(NAVTEQ提供の海外地図もあり)、カメラのディスプレイに地図を表示することもできる。この場合、必要な地図データをSDカードにコピーしておくのだが、GPSログにより撮影した場所や移動した経路のログもとれるので、自分がどの道を通って観光したか、簡単に記録できるのがいい。

さらにWi-Fiを内蔵。Panasonic Image Appという無料アプリをスマホやタブレット端末にインストールすれば、DMC-TZ40でとった写真をスマホやタブレットで見たり保存したりできるし、スマホやタブレットを操作してシャッターを切ることも可能。スマホがファインダー代わりになるのも便利だし、twitterやFaceBookなどのSNSへ写真をアップするのもWi-Fi連携を使えば簡単だ。また、新たにNFC機能を搭載。NFCやおサイフケータイ対応のAndroid機なら、共有したい写真をカメラで表示しておき、スマホをタッチすれば簡単に転送することもできる。

カメラ機能も、新開発のヴィーナスエンジンや、5軸ハイブリッド手ぶれ補正を新搭載するなど充実。AVCHD Progressive動画に対応し、アクティブモードである気取りのブレを抑えるなど、とくに動画撮影時のぶれ補正を強化している。レンズはライカDCバリオ・エルマーレンズで、広角24mmからの光学20倍ズーム。旅ナビはPNDにカメラをくっつけて、ポータブルナビの新たなニーズを掘り起こしたが、こちらはカメラにGPSやWi-Fiを内蔵しカメラの新たな楽しさを提案している。

パナソニック/デジタルカメラ