アルパインからリーズナブルなCDヘッドユニット2機種

アルパインがリーズナブルなCDヘッドユニットを2機種発表。2月下旬から順次発売する。


CDE-145J(18,900円)とCDE-141J(13,650円)の2台で、CDE-145Jは9バンド・パラメトリックイコライザーや6チャンネル・タイムコレクション(タイムアライメント)機能を搭載して、高度な音質調整ができるモデル。フロント/リア独立のハイパス/ローパスフィルターも搭載しているので、内蔵の4chアンプでフロント2ウェイのマルチアンプシステムを組むことも可能だ。圧縮音源の圧縮時に失われる倍音成分を補完するMX(メディアエキスパンダー)も装備する。

CDE-147J
背面にUSBとミニジャックのAUX端子を装備し、iPhoneやiPod、USBメモリーなどのUSBデバイス、その他のポータブルオーディオ機器の接続が可能。iPhone/iPodをUSB接続すれば、APP Direct Modeにより、YouTubeなどすべてのアプリの音が、クルマのスピーカーで聴くことができる。なおAPP Direct Modeに対応しているのは、30ピンDockコネクタを採用したiPhone4S以前のモデル。iPhone5との接続も検証済みだが、一部、通常とは異なる動作をすることもある。また一部使用できない機能や注意事項もあるので、詳細はアルパインのHPで確認のこと。USBメモリーで再生可能な圧縮音源のフォーマットは、MP3/WMA/AACだ。こちらの発売は3月中旬の予定。

FAVキーは、使用頻度の高い音楽ソースをワンタッチで呼び出すことができる機能。聴きたいソースに素早く切り替えられるのが便利だ。かつてのアルパインの名機、7909Jなどを彷彿とさせる四角いボタンは、ブルー/グリーン/レッド/アンバーの4色に切り替え可能。クルマのイルミネーションに合わせたり好みの色に切り替えたりが可能。ディスプレイは日本語表示に対応し、4行表示ができる。USBの延長ケーブルも付属する。外部アンプやパワードサブウーファー等の接続が可能なプリアウトは3系統ある。
CDE-141J
CDE-141Jはディスプレイがアルファベット&数字表示のみのシンプルなタイプ。音質調整も、3バンドイコライザー、ハイパス/ローパスフィルターのみと、CDE-145Jよりずいぶん簡素化されている。USBとミニジャックのAUXはフロントパネルに装備し、APP Direct Modeにも対応。FAVボタンも装備する。こちらはUSBデバイスで再生可能な圧縮音声フォーマットがMP3とWMAでAACには非対応。プリアウトは2系統だ。こちらは2月下旬に発売予定。

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