パナソニック旅ナビが2代目のCN-SG510L/SG510Dに

年配の方を中心に人気があったパナソニックのポータブル・トラベルナビゲーション「旅ナビ」の新型が登場しました。

新しい「旅ナビ」は、CN-SG510LとCN-SG510Dの2モデル(ともにオープン価格)。CN-SG510Dがカー用品ルート、CN-SG510Lが家電ルートという具合に販売ルートが異なるだけで、両者に違いはありません。

ガイドブック/カメラ/歩行ナビ/カーナビとマルチで使える旅ナビ
この新「旅ナビ」ですが、基本的には従来「旅ナビ」をベースにアップグレードしたモデル。5型ワイドモニター搭載の基本デザインは変わっていません。ただし、カラーリングは、写真を見る限り、従来のブラウン系からグレー系に変更した模様。写真では引き締まって見えます。モニターの解像度は従来「旅ナビ」同様、QVGA。内蔵カメラの画素数も200万で、変更はありません。

地図データを収録するメディアは16GBマイクロSDHCカード。今回は新たに歩行専用案内地図を採用。歩行ルートの探索時は、にぎやかな通り優先/屋根の多い通り優先/歩き易さ優先/カロリー消費優先/おまかせの5つのタイプから選べるようになりましたし、階段や歩道橋の上り下り、エスカレーター、スロープ等の案内表示も行うようになり、より快適に街歩きをサポートしてくれます。また昨年末に発売した女子向けのコンパクトな旅ナビ、CN-MH01Lで初採用した「寄り道コンシェルジュ」を搭載。おまかせ案内でルートを探索し目的地に向かうと、ルート周辺にあるガイドブックの情報を自動的に表示。表示させる地点は、ユーザーの興味に合わせてジャンルから選択できますので、望む情報だけが自動表示されます。

カメラ機能も進化。ルート案内中に「街並みスコープ」を立ち上げると、実写の街並みにルートの進行方向を示して道案内をサポート。もちろん従来通り、カメラを向けた方向にある施設や地名なども表示します。また「何これカメラ」も搭載。近くの施設にカメラを向けてシャッターを切ると、近くにある施設のガイド情報を画面に表示してくれます。

もちろん、普通のカメラとしても使用可能。撮影した写真には位置情報を不可でき、撮影場所を地図上にカメラマークで表示させることもできます。また、そのカメラマークにタッチすると、写真を表示する機能もあります。地図用のマイクロSDカード・スロットのほかにもうひとつ、データ用のSDカードスロットがありますので、ここに市販のSDカードまたはSDHCカードを差し込んでおけば、写真の保存もできます。

MAPPLEガイド100冊分の情報を収録
内蔵のガイドブックデータは、昭文社「MAPPLEガイド」約100冊分。収録データ数は約73,000件で初代「旅ナビ」の約8万件よりは、やや減っているようです。ただしガイドブック情報は、パナソニックの直販サイト「パナセンス」からも購入可能。現在、京都のおやつ、農家レストラン、ご当地うどん・そば大集合、全国ラーメン情報、全国定番おみやげ、温泉・立ち寄り湯など12種類が発売されており、新「旅ナビ」が発売される2月には、遊ぶ・アミューズメントなど3つのガイドブックが追加される予定です。

車載用吸盤スタンドを付属していますから、カーナビとしても利用可能。タウンページ情報約900万件、個人宅電話番号約1,900万件など、カーナビ用の検索データも十分です。またワンセグチューナーを内蔵していますからTV番組が楽しめますし、番組持ち出し機能により同社のBD/DVDレコーダー、ディーガや家庭用TV、ビエラでSDカードに録画したTV番組を再生することも可能です。さらに対応MP3/WMA再生機能で、携帯音楽プレーヤーにもなります。

内蔵バッテリーでの連続使用時間は通常モードで約2時間40分、省電力モードで約6時間、ワンセグ試聴で約2時間50分。ガイドブック、カメラ、歩行ナビ、カーナビにマルチに使える「旅ナビ」。多くの機能はスマートフォンで代用できますが、スマートフォンの画面サイズじゃ見えにくいという年配の方には、重宝すると思います。

パナソニック・カーナビ/カーAV総合


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