大人気の楽ナビLiteがモデルチェンジ!

市販AVナビ史上、もっとも売れているという大人気の楽ナビLiteがモデルチェンジ。10月中旬から発売の予定だ。

新しい楽ナビLiteは、AVIC-MRZ09、AVIC-MRZ07、AVIC-MRZ05の3機種(すべてオープン価格)。現行のAVIC-MRZ99、AVIC-MRZ77、AVIC-MRZ66に変わるモデルだ。基本的には従来モデルをベースにしたマイナーチェンジだが、そのなかで大きく変わったのはトップモデルのAVIC-MRZ09。メモリー容量を従来の8GBから16GBに倍増し、渋滞予測データを収録した。ま、先にモデルチェンジし、容量を16GBに増やしたエアーナビ同様の進化と思えばいい。またバックカメラの入力端子をRCAに変更し、専用カメラだけではなく汎用のカメラを接続できるようにしたのも変更点。汎用カメラを使った場合でも、駐車アシスト線を表示できる。ただし、AVIC-MRZ99から省略された機能もあって、圧縮動画のDivXは再生できなくなった。

AVIC-MRZ09はメモリー容量を16GBに倍増し渋滞予測データを収録
それ以外の部分は大きな変更は無く、ディスプレイは高精細なVGAの7型ワイド。内蔵TVチューナーは4チューナー×4アンテナで、フルセグ受信に対応。Bluetoothを内蔵し、対応Bluetooth携帯電話を介して、スマートループ渋滞情報の取得も可能だ。もちろん、マップチャージにより、新しくできた道や施設の情報を、素早く地図に反映可能。半年に1回(5月と11月)の全データ更新のほか、道路データは全データ更新月を除く毎月、地点情報データは全データ更新月およびその翌月を除き年8回、データを更新できるので、カーナビをつねに最新の状態に保てる。データの更新は、インターネットにつながるパソコンとナビスタジオというアプリケーションを使い、SDカードを介して行い、最大3年間は無料だ。

以上の点だけでも魅力が大きいが、楽ナビLiteの人気の要因は、基本性能がしっかりしているところにある。スマートループによって、目的地まで最短時間で到着するルートを導き出せるし、今回は渋滞予測データを加味することで、さらに精度を向上。通信を活用しなくても、ある程度、渋滞を考慮したルート探索ができるのもうれしい。また、自車位置の正確さは以前から定評のあるところ。常に自分の居場所が正確にわかるから、知らない道を走っていても安心感が高い。今回のモデルチェンジで、また人気ナンバーワンは確実か!?
AVIC-MRZ07は8GBメモリー搭載で内蔵チューナーはワンセグ
AVIC-MRZ05はBluetooth無しのベーシック機
AVIC-MRZ07はメモリー容量が8GBのままで、渋滞予測データは非搭載。内蔵TVチューナーはワンセグのみだが、7型ワイドVGAモニターやBluetooth内蔵など、それ以外の部分は、AVIC-MRZ09と変わらない。AVIC-MRZ05はやはりメモリー容量が8GBのままで、だが、モニターはAVIC-MRZ66の6.1型から、7型ワイドVGAにサイズアップした。ただし、Bluetoothは非搭載、ディスクドライブはCDのみ再生可能で、DVD再生には非対応など、従来モデルのAVIC-MRZ66と比べてみても、多くの部分が省略されたベーシックモデルだ。それでも、自車位置精度等の基本性能は上級機と同等だし、最大3年間の無料地図更新も付く。スマートループ渋滞情報は、通信によりリアルタイムで取得することはできないが、インフォチャージという形で、出かける前にSDカードを利用して反映可能だ。

カロッツェリア


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