アルパイン新リアビジョン3機種が順次登場

リアシートで地上デジタル放送やDVDビデオの映像を楽しむためのリアビジョンは、いまや家族ドライブの必需品。そんな人気のアルパイン・リアビジョンの最新モデルが、4月中旬から5月中旬にかけて3機種登場する。(2011/4/5)


もっとも早く登場するのが4月中旬発売予定のTMX-R1050S(オープン価格)。ヒットした従来モデルTMX-R1050VG/GBのマイナーチェンジ・モデルで、これまではシルバー(VG)とゴールド(GB)のカラーバリエーションを用意していたが、今回はシルバーの1色のみとなった。

TMX-R1050S
ディスプレイのサイズは10.1型ワイドで、画素数約115万のWVGA。バックライトにはLEDを採用し、自動輝度調整のオートディマーや、独自の色調整機能と相まって、コントラストもはっきりとした鮮やかな映像を再現する。VIE-X077などのアルパイン・カーナビと接続すれば、インパネのカーナビからも操作可能。地デジチューナーも別売で、アルパイン製のTUE-T310と接続すれば、付属の簡単リモコンで、後部座席に座る子供でも簡単に、地デジの選曲やDVDビデオ等の操作ができる。ウオークスルーを行き来するときに簡単にモニター部を倒せる180度フラットオープンスタイルの使い勝手もいい。1系統のAUX(映像)入力付き。

続いて4月下旬に発売予定なのがPKG-M1000S(59,850円)。こちらはフロントシートのヘッドレストのポールを利用して取り付けるアーム取付タイプのリアビジョンだ。
PKG-M1000S
モニターサイズは10.2型ワイドの大型で、画素数約184万のSVGA。同社の天釣り型リアビジョンよりもきめ細かい映像が楽しめる。従来のPKG-M1000Aはバックライトが冷陰極蛍光灯だったが、新しいPKG-M1000SはLEDバックライトを採用し、隅々まで明るく鮮やかな映像を実現。またPKG-M1000Aの860グラムに対し、PKG-M1000Sでは714グラムと、約15%の軽量化を果たし、厚みも24.5ミリから23ミリへとスリム化している。(幅256×高さ162ミリは同一)。アームは、運転席/助手席のどちら側にも取付可能。チャイルドシートを使用している場合は、その位置に合わせたセッティングができる。TMX-R1050S同様、かんたんリモコンを付属。D端子を含む2系統のAUX入力、1系統のAUX出力、独立再生可能な2系統のミニジャック音声出力と、入出力端子が豊富なのもうれしい。

しんがりは5月中旬発売のTMX-R2100(オープン価格)。従来のTMX-R1100に代わる、10.1型ワイドVGAモニターを搭載したモデルだ。バックライトは、明るく鮮やかな映像を実現するLED。モニターとモニター格納部は、TMX-R1100の34ミリからTMX-R2100の30ミリへ、12%薄型化しているので、装着後の見た目もスマート。モニター格納部の両サイドに青色LEDを装備したり、白色LEDルームライトを内蔵するなど、車内を灯りで演出するイルミネーションの役割も持っている。

TMX-R2100
付属のリモコンは、子供でも簡単に使える、新デザインの新かんたんリモコン。TMX-R2100には後部座席で見る機会が多い子供のために夜間お子様アニメモードを備え、リモコンで簡単に画面の明るさを4段階に調整できるのもうれしい。映像のみの2系統AUX入力付き。

アルパイン


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