ケンウッド新CDレシーバーは2月2機種、4月2機種発売予定

ケンウッドが「彩速ナビ」を発表した2011年1月11日、同時にセンターユニット(CDレシーバー)を計4種類発表したが、その詳報を。(2011/1/20)


SDカードスロット付きのU565SD(26,250円)
スロットはフェイス裏

新しいセンターユニットは、1DINサイズがU565SD(26,250円)とU565(23,100円)の2モデル、2DINサイズがDPX-U700(34,125円)とDPX-U500(26,250円)の2モデルの計4機種。1DINサイズのU565SDとU565はフロントにUSBを備え、iPod/iPhoneやデジタル・オーディオ・プレーヤー、USBメモリーなどのUSBデバイスを接続可能。手軽にUSBデバイスに保存した音楽を楽しむことができる。またフロントAUX(ミニジャック)端子も装備しているので、iPod shuffleなど、USB接続ができない携帯音楽プレーヤーの音楽も楽しめる。さらにU565SDは、フロントパネルの裏にSDカードスロットを装備。パソコン内の音楽ファイルとSDメモリーカードにコピーしてU565SDのスロットに差し込んでおけば、SDメモリーカード内の音楽も再生できる。再生可能な音楽ファイルはMP3/AAC/WMAの3形式。最大32GBのSDHCに対応する。

iPod/iPhoneの接続は別売の接続ケーブル・KCA-iP102(2,100円)で。U565SD/U565の本体側で選曲などの操作ができるほか、コントロールハンドモードでiPod/iPhone側での操作も可能(第1世代nanoとiPod with videoはコントロールハンドモード非対応)。使いやすい方法で選曲などの操作ができる。本体側にはサーチキーを用意しているので、本体側でもさまざまな条件で曲を検索できるし、よく使用する機能やお気に入りの曲、放送局などを履歴として自動的に記憶して、専用ボタンでワンタッチで呼び出すことができるLOGボタンや、iPodに入っている曲を最大10曲まで本体に登録し、簡単に呼び出せるマイ・プレイリスト機能も便利だ。

こちらはU565(23,100円)
U565SD/U565は、両モデルとも日本語表示に対応。アルバム名や曲名、アーティスト名などの情報を大きな文字でディスプレイに表示できる。またU565SDはバリアブルカラーイルミネーションを採用。24色のプリセットカラーのほか、赤/緑/青の3色を10段階で調整できる。色の組み合わせは約1000色。クルマのイルミ色に合わせたり、好みの色に設定したり、様々な色で車内をコーディネイトできる。U565SDとU565の違いは、このバリアブルカラーイルミネーションとSDカードスロットの有無で、それ以外の部分はほぼ共通と思っていい。

2DNサイズのCDレシーバー・DPX-U700とDPX-U500も、フロントにUSBとAUX(ミニジャック)端子を装備。iPod/iPhoneやUSBメモリー等のUSBデバイスやUSB接続できないデジタル・オーディオ・プレーヤーを接続して音楽を楽しむことができる。本体からでもiPodからでも選曲等の操作ができるiPodコントロール・ハンドモードや、ミュージックサーチ、マイプレイリスト、LOGファンクション機能を搭載するなど、操作計の機能もU565SD/U565に近い。バリアブルカラーイルミネーションも、DPX-U700とDPX-U500の両方に搭載。プリセットカラー24色に加え、約1000色から好みの色に変更できるし、ネガ・ポジ反転もできる。さらにDPX-U700はディスプレイ/キーイルミネーション/ボリュームノブ/コントロールノブを個別にカラー設定可能。DPX-U500は、ディスプレイ/ボリューム&コントロールノブを個別に設定できる。

DPX-U700(34,125円)は日本語表示に対応

こちらはDPX-U500
それ以外のDPX-U700とDPX-U500の違いだが、DPX-U700が日本語3行表示に対応しているのに対し、DPX-U500の表示は英数のみ。またDPX-U700にはデジタル・タイム・アライメントやニュー・サプリーム、システムE'sプロ、dBイコライザープロといった音質・音場補正機能を搭載しているが、DPX-U500にはこれらの機能は無い。さらにDPX-U700には別売のCDチェンジャーやBluetoothアダプターを追加できる発展性を備えているが、DPX-U500はこれらを接続できる端子がない。発売は1DINサイズのU565SD/U565が2月上旬、DPX-U700/DPX-U500が4月上旬の予定だ。

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