キッカー・サブウーファーの名機が復刻

キッカーの名を世に知らしめたのが、ソロバリック・サブウーファー。半分のスペースで質の高い低音再生を実現したソロバリック・サブウーファーは、いま主流のスモール・エンクロージャー型サブウーファーの原点ともいえる。そんな初代ソロバリック・サブウーファーが、ファンの要望に応えて「ソロ・クラシック」シリーズとして復刻した。
写真は25センチ口径のS10C

オリジナルの初代ソロバリックがベースだから、最新ソロバリックのスクエアタイプではなく、オーソドックスなオーバルタイプ。ただし、ソロコーンなど最新ソロバリックに使用されている素材や技術がふんだんに盛り込まれている。とくにうれしいのは当時に無かったデュアルボイスコイルの使い勝手が非常に良いことだ。もちろん、当時と同じく、コンパクトなエンクロージャーで、ディープな低音再生を実現する。サイズバリエーションは38センチのS15C(86,100円)、30センチのS12C(66,150円)、25センチのS10C(56,700円)、20センチのS8C(46,200円)の4種類で、それぞれ2ΩDVCと4ΩDVCを用意。スペックは以下の通り。

■S15C●耐入力:最大1,500W/定格750W●出力音圧レベル:88.0dB(1W/1m)●周波数特性:18〜100Hz●取付奥行:20センチ●推奨エンクロージャー容量(密閉型の場合):35.4リットル
■S12C●耐入力:最大1,200W/定格600W●出力音圧レベル:87.2dB(1W/1m)●周波数特性:20〜100Hz●取付奥行:16センチ●推奨エンクロージャー容量(密閉型の場合):24.92リットル
■S10C●耐入力:最大900W/定格450W●出力音圧レベル:86.8dB(1W/1m)●周波数特性:24〜100Hz●取付奥行:14.6センチ●推奨エンクロージャー容量(密閉型の場合):18.69リットル
■S8C●耐入力:最大600W/定格300W●出力音圧レベル:82.7dB(1W/1m)●周波数特性:28〜100Hz●取付奥行:11センチ●推奨エンクロージャー容量(密閉型の場合):9.34リットル