ソニックデザインの入門シリーズがリニューアル


エンクロージャーに入った小口径スピーカーが特徴のソニックデザインが、入門シリーズとしてラインアップしているカジュアルラインのエントリーモデル、TBE-1877Bをブラッシュアップ。TBE-1877Bi(49,800円)として発売する。ちなみに製品名末尾の「i」はimprobedの意味。改良新製品ということを表す。

ウーファーはDMF(ディファインド・マイクロファイバー)振動板を採用した77ミリサイズ。磁気回路にはナローギャップ・モーターシステムを採用して、駆動力と能率を高めている。トゥイーターも、ウーファーとの音色の統一を図るためにマイクロファイバー製振動板を採用する。

エンクロージャーはアルミダイキャストと特殊樹脂の2ピース構造で、高剛性と低共振を両立。3次元リニアポート採用のバスレフエンクロージャーにより、小口径ながら60Hzまでの低音を再生する。取付奥行き36.5ミリの薄型設計だから、取付可能な車種は多数。純正取付穴対応のブラケットを用意しているので、車種によっては純正スピーカーとのトレードインも簡単だ。

付属のパッシブネットワークはハイパス用とローパス用が別体の独立型。信号の相互干渉を防ぐとともに、バイアンプ接続にも対応する。エンクロージャータイプの良さは、取付けの善し悪しによるサウンドクオリティの差が出にくいこと、音量を上げても音がクルマの外に漏れにくいことなどなど…。同時に上級のプレミアムラインのドアウーファーモジュールも登場した。

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ソニックデザイン
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